システム運用やシステム保守の仕事

システム運用やシステム保守の主な仕事は、既に稼働しているシステムをメンテナンスすることです。日々稼働しているシステムについて何か問題が発生していないか監視することはもちろんのこと、トラブル発生時には、速やかにメンテナンスを実施することが仕事です。
システム運用やシステム保守に関する仕事の魅力としては、臨機応変なトラブル対応能力がつくことです。また、顧客が常に近くにいるため、トラブル解決時に顧客からの感謝の言葉を生で聞けることが喜びです。
その他には、他の開発業務と比較すると、残業が少なく定時で帰宅でき、プライベートタイムを確保しやすいことがあります。

この仕事の流れとしては、最初にトラブルの根本原因を調査します。次に、リカバリなどの対応策を決定します。方針が決まったら、それに基づきプログラム修正などの対応を実施します。次のステップとしては、プログラム単体のテストを実施し、それをクリアするとシステム全体での検証を実施します。エンジニアによるトラブル対策が終了したら、実際のユーザーによる検証が実施され、問題がないことがわかると、実際に修正後のコードをリリースします。その後には、再発防止のための検討も実施されます。
この仕事で大切なことは、同じトラブルを二度と発生させないように、発生したトラブルに関してしっかりと記録を残しておくことが大切です。システムの運用や保守のITインフラを守る仕事に就くためには、有効な資格や現場で必要となるスキルなどを把握しておく必要があります。